2023年4月、とうとう放送が開始された
【推しの子】!
(出典元:アニメ『【推しの子】』公式サイト)
第1話で世界中のアニメファンからも
異例の高評価を受けている作品。
そして先日、第11話「アイドル」が放送されました。
アニメを観た印象はズバリ、圧巻の一言!
非常に力の入ったライブの場面など、
見どころがたくさんありましたね!
さて、そんな【推しの子】第11話ですが、
原作漫画から追加されたカットや演出も
沢山ありました!
そこで今回は、この第11話に
原作漫画から追加された演出を
3つピックアップしようと思います!
是非、最後までご覧ください!
追加された演出3選はこれだ!
では、その3つの追加された演出を
発表しちゃいましょう!
ズバリ、この3つです!
- 空に浮かぶ一番星
- ライブ中の指ハート
- 車の内での無言の時間
この3つは、原作漫画には無い、もしくは
漫画ではできない演出になっています。
それをアニメにする際には
追加で描写していますね。
これら3つの演出は見事!
アニメスタッフの本気度が伝わりますね!
追加演出①:空に浮かぶ一番星
では、1つ目から行きましょう!
原作にはない映像が、2回挟まれていたので
注目した人も多いと思います。
その映像とは、
空に浮かぶ一番星!
「店長」が話をしているときの映像ですね。
この一番星は、
「店長」がアイを思い出している場面では小さく、
そしてルビーたちのライブを見た後では大きく
描かれています。
つまり、店長にとってのB小町が
「思い出だった過去の推し」から
「目の前にいる現在の推し」に変わったのですね!
新B小町も、まさしく
スターとしての道を歩み始めていますね!
追加演出②:ライブ中の指ハート
さて、2つ目に行きましょう!
ここは短い時間ですが、
有馬カナの気持ちがよく分かる場面です!
その追加演出とは、
有馬カナが指でハートを作った場面!
そして、そのハートの先に居るのが・・・。
有馬カナが作るハート(出典元:dアニメストア)
そう、アクアなんですね!
ライブ会場で彼を見つけた時から、
有馬カナはアクアに向けてパフォーマンスをしています。
他の観客なんか気にしない。
一人に向けて気持ちを向けていく。
そんな有馬カナの気持ちが
ビシビシと伝わってきますね!
追加演出③:車の中の無言の時間
では、3つ目に行きましょう!
ここは、短いカットではなく
むしろ少し長く撮られた場面です。
その長く撮られた場面とは、
ライブ終了後の車の中での無言の時間!
アニメでは、アクアと有馬が描かれる絵だけで
表現されていた場面です。
このシーン、セリフを挟まずに
絵だけで表現しているシーンですね。
車に乗る前の有馬の気まずそうな表情をまず映し、
そして以下の順で車内のメンバーが映ります。
MEMとミヤコ → ルビー → アクア → 有馬
このシーンで強調したいのは、
アクアと有馬が会話をする場面になります。
なので、映す順番はこの2人が後ろになる。
そして、シーンが始まる前とシーンの最後に
有馬の気まずい表情を映す。
こうすることで会話を挟むことなく
有馬の抱える気まずさに、
観ている側が感情移入できる訳ですね!
上記3つの演出上のポイントとは?
さて、ここは完全に筆者の考察ですが、
上記3つの演出をする上で、
共通するポイントがあったと思っています。
そのポイントとは、
作品中の時間の流れをせき止めない事!
とても自然に映像やセリフが嚙み合ってるんです。
ライブ場面では短時間で表現し、
そしてライブ後の場面はむしろ長めに表現する。
こうすることで緩急をつけながらも
キャラクターの感情を引き出しているんですね。
こうした演出が非常に見事。
11話もの間、非常に綺麗に仕上げ続けた
物凄く良いアニメ作品だったと思います!
まとめ
如何だったでしょうか?
今回は、【推しの子】第11話で
漫画から追加された演出3選を紹介しました。
- 追加演出3選
- 追加演出のそれぞれの内容
- 演出を作る時のポイントと思われる点
が分かりましたね!
こうした細かな演出が加わり、
原作漫画をより深くしたようなアニメ【推しの子】。
そんな【推しの子】も、第11話で一区切り。
かと思いきや、
なんとなんと嬉しいことに、
第2期の製作が決定したとのこと!
(出典元:アニメ『【推しの子】』公式サイト)
いや、嬉しいですね!
これは期待せざるを得ない!!
また新しい情報が入るのを待ちましょう!
【推しの子】の第2期!
待ち遠しいですね!!
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他にも、このブログでは【推しの子】に隠された
演出を解説しています!
第10話についてはこちらの記事をどうぞ!
第8話についてはこちらの記事をどうぞ!
第3話に関してはこちらの記事をどうぞ!
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