PR

鬼滅の刃で玉壺を細切れにした時透の心理を考察!「成長」と共に覚えた時透の怒り!

鬼滅の刃
記事内にアニメ好きによる広告が含まれています。

言わずと知れた超大人気アニメ、
鬼滅の刃
立志編、無限列車編、遊郭編と、
どれも大人気でしたよね!

こうしたエピソードを経て、
とうとう2023年4月、
とうとう続きのエピソードである
刀鍛冶の里編が放送開始されました!

(出典元:フジテレビ)

ここまで第9話までが放送され、
玉壺がついに撃破されました!
そして、撃破されながらも酷い言葉を吐く玉壺を、
時透無一郎は細切れにします。

ただこのシーンで、
なぜ時透はここまで怒りを見せたのでしょう?
ただ鬼を憎んでいるだけだとしたら
この行動には違和感が生じるのです。

 

今回は、この玉壺の最期のシーンで
時透無一郎が見せた行動彼の感情
解説していきたいと思います。

この考察を最後までご覧いただければ、
玉壺の最期のシーンに新しい発見があること間違いなし。
是非、最後までご覧ください!

 

違和感の正体:なぜ玉壺の言葉を聞いた?

さて、時透の行動から覚える違和感とはこれです。

時透無一郎はなぜ、
すぐさま撃破するのではなく
玉壺の言葉をある程度まで聞いていたのでしょう?

 

この理由として考えられるのが
玉壺の言ったセリフが
自分の言った言葉と重なったから。

時透は「記憶を取り戻した」が故に、
玉壺の言葉を介して
自分に怒りを向けたのです。

もし玉壺に怒ったならこう行動してた?

仮にですが、玉壺に対して
直接怒りを覚えていたとするならば、
恐らく時透は彼の言葉に反応しなかったはずです。

そして反応する必要もない言葉なら
時透は一顧だにせず
文字通り切り捨てていたと思えるのです。

 

しかし実際のところ、
時透は玉壺の言葉に反応しました。

つまり、時透の中で
玉壺の言葉に引っ掛かりを覚えるものがあったのです。
その引っ掛かりこそ、時透が放った言葉だと思うのです。

時透が怒りを自覚するまでのタイムラグ

それではここで、
なぜ時透は自分の放った言葉を思い出して
怒りを自覚した、と言えるのでしょう?

これは映像の中にヒントがあります。
玉壺のセリフが始まって
最初のうち無反応だった時透が、
しばらくして刀を強く握りしめるのです。

 

つまり、怒りを自覚するまでにタイムラグが生じている。
玉壺の言葉に直接怒ったのであれば、
言葉を聞いた途端に反応するはずなのです。

つまり、時透は玉壺の言葉に反応したのではなく
その言葉で誘発されて思い出した
「自分の言葉」に怒りを覚えたと言えるのです。

 

時透の放った言葉とは…

では、時透が放った言葉とは
一体どんな言葉なのでしょう?

この言葉は、
刀鍛冶の里編 第2話で小鉄君に向けた
非常に心無い言葉です。

そのセリフがこちら。

柱の邪魔をするってのは そういうことだよ
柱の時間と君たちの時間は全く価値が違う。
少し考えればわかるよね?
刀鍛冶は戦えない。人の命を救えない。
武器を作るしか能が無いから。ほら、鍵。
自分の立場をわきまえて行動しなよ
赤ん坊じゃないんだから

その後、炭次郎にたしなめられた言葉ですね。
「配慮が無い」と言われていますが、
確かに人の心を強く傷つける言葉です。

実際の生活でも
この考え方は避けたいところですね。

 

玉壺が放った言葉とは…

さて、先ほどは時透のセリフを見ました。
では、玉壺が最期に言ったセリフを見てみましょう。

それが、こちらです。

おぞましい下等生物めが
貴様ら百人の命より わたくしの方が価値がある
選ばれし、優れた、生物なのだ
弱く、産まれたらただ老いるだけの
つまらぬくだらぬ命を
わたくしがこの手、神の手により
高尚な作品にしてやったというのに
この下等な蛆虫ども―――

如何でしょう?
端々に、強く関連している言葉がある
気付いたのではないでしょうか?

  • 「全く価値が違う」=「わたくしの方が価値がある」
  • 「武器を作るしか能がない」=「つまらぬくだらぬ命」
  • 「赤ん坊」=「下等な蛆虫」

こうした、関連する単語が満載なんです。

 

このことから考えれば、
玉壺が言った言葉を通して
自分が他人をどれだけ傷つけたかを自覚した。

だから時透は玉壺を細切れにするほどの
怒りを見せたと考えられるのです。

 

記憶と後悔を手に入れた時透

さて、これを見ると
「時透は八つ当たりをしたという事か」と
思う方もいるかもしれません。

正解です。

ただ、これは時透無一郎が
記憶を取り戻し、成長する過程で
絶対に通らなければいけない道なのです。

 

なぜなら、時透はこの時初めて
「後悔」を覚えることになったから。
自分の取った行動を、振り返るようになったのです。

後悔とは、人間が成長する過程で
誰しもが覚えるもの。
一つの後悔もない人など会った事がありません。

小さい頃にした間違いを目の前で見たら、
「自分もそんなことをしていたのか」と
後悔してしまうものです。

 

時透は、記憶を取り戻すことで
間違いなく成長したのが分かります。
失敗を振り返ることができるようになった。

そして優しさを手に入れた時透を見ると、
玉壺の最期のシーンは
より一層、印象的なシーンになると思いませんか?

 

まとめ

如何だったでしょうか?
今回は、鬼滅の刃刀-鍛冶の里編-第9話の
玉壺の最期のシーンを考察してきました。

  • 時透が本当に怒りを向けていた対象
  • 無一郎と玉壺のセリフの関連
  • 時透が「後悔」したことが分かるシーンだった

という事が分かりましたね!

 

記憶を取り戻し、人として成長した時透。
彼のみならず、物心を覚えた時
人間はだれしも後悔をする生き物でしょう。

そんな人間の成長を見せる時透だからこそ、
「子供」のように小さな風貌のキャラとして
描かれたのかもしれませんね。

 

さあ、時透の戦いはひと段落。
残るは、半天狗との戦いです。
炭次郎、禰豆子、そして甘露寺たちは
半天狗に勝つことが出来るのか。

鬼滅の刃の次回放送もドキドキですね!
放送を楽しみに待ちましょう!

 

 

『鬼滅の刃を推したい』
という方は、
↓こちらを是非クリックしてください!↓

 

この他にも、鬼滅の刃について
様々な解説を行っています。
もう一人の柱、甘露寺蜜璃の登場シーンの解説はこちら
刀鍛冶たちが被るひょっとこのお面の解説はこちら

Follow me!

コメント

PAGE TOP
error: Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました