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100万の命の上に俺は立っている、のタイトルの由来は?主人公の考え方の変わりように注目!

100万の命の上に俺は立っている
記事内にアニメ好きによる広告が含まれています。

アニメで2期まで放送された
人気作品である
『100万の命の上に俺は立っている』

(出典元:TVアニメ「100万の命の上に俺は立っている」公式サイト)

イラストやを用いた無料版が放送されたり、
いろんな話題をさらった本作。

 

そんなこのアニメですが、
「どうしてこのタイトルになったんだろう」
と疑問を持つ人もいるのでは?

タイトルだけでは異世界での冒険を
攻略していくという
ストーリーのイメージが難しい作品ですよね。

 

そこで今回は『100万の命の上に俺は立っている』
(以下、100万の命、と略します)の
タイトルがついた理由を考察していきます。
是非、最後までご覧ください!

『100万の命』を視聴したい方は、
ぜひdアニメストアをどうぞ!
あなたの知らなかった発見がきっとありますよ!

 

 

『100万の命』のタイトルの由来は?

それでは、早速いってみましょう。
『100万の命』のタイトルの由来は何でしょう?
まずはズバッといきますよ!

このタイトルの由来は、
アニメ第2期の最後に主人公が言ったセリフ
このセリフが由来です。

 

主人公である四谷友助はいくつかの冒険を経た後、こう言います。
「俺はたくさんの命の上に、
100万の命の上に俺は立っているんだ」

このセリフを象徴的にするために、
このタイトルが付けられたのでしょう。
アニメを1期、2期と通して観ると、このセリフは
とても感慨深いものがありますよ。

なぜこのセリフが象徴的になる?

では、さらに深くいきましょう。
なぜこのセリフは象徴的で、しかも
感慨深い、とまでなるセリフなのでしょう?

この理由は、主人公の考え方が
冒険を経て変わった結果だからです。

 

四谷友助は物語開始当初、
非常に冷めた見方を持つ人物でした。
その四谷が、冒険を経て徐々に感情移入するようになり、
ある種の人間味を取り戻していきます。

こうした変化が彼の言葉として現れたのが、
このアニメラストのセリフなのです。
ビフォアアフターで比べると劇的ですよ!

四谷のビフォアアフターはどれだけ違うの?

さて、では四谷の行動はどのくらい違うのか?
知りたい人もいるかもしれませんね。
四谷の言動のビフォアアフターを比べてみましょう。

物語当初、四谷は以下のような行動を取ります。

  • ライフ0になることを前提に戦いをする
  • 東京が破壊されることを見越して冒険を続ける

彼の目線で言えば非常に合理的ではありますが、
この時点での四谷は非常に「引いた見方」をしています。

 

一方、物語が進むと、彼はこんな行動を取ります。

  • 出会って間もない島の住民を害する敵に怒りをあらわにする
  • 僅かの間、冒険を共にした女騎士の死を悼む

どうでしょう?
同じ人間が取る行動だとは
いきなりは思えないのではないでしょうか?

 

このように、冒険を経ることで
四谷は自分の目の前で起こることを
「ゲームのような世界」だと思えなくなってくるのです。
そして、現実世界でも同様に感じるようになります。

四谷が取り戻した「現実感」を象徴するのが、
タイトルであり彼のセリフなんですね。
こう見ると面白いと思えてきませんか?

 

タイトルの数字は何故100万なの?

さて、では続いて見ていきましょう。
タイトルに使われる数字についてです。

「主人公の変化なのは分かったけど、
ではどうして、タイトルの数字は100万なの?」
こんな疑問を持つ方もいるでしょう。
解説しちゃいますよ。

理由は、
「大きすぎても小さすぎてもいけないから」
これが理由です!

 

物語の主軸が四谷の変化である以上、
この数字が大きすぎても小さすぎても、
物語が成立しなくなってしまうのです。

この作品を作った山川直輝さんが、
かなり考えてタイトルを付けたのが分かります。

数字が100万の理由をもう少し詳しく!

では、なぜ物語が成立しなくなってしまうのか。
もう少し解説していきましょうか。

先ほど、この物語について、
四谷が現実感を取り戻す話、と書きました。

 

つまり一人の人間が現実感を得るには、
把握できる程度に数字が小さい必要があります。
ただのデータとして処理をさせてはいけない。

かつ、彼が把握する世界は小さすぎてもいけない。
自分ひとりを満足させられればいい、とは
冒険を経た四谷はもう思えなくなっているからです。

 

こうした条件を踏まえれば、
100万という数字は絶妙なラインなんです。
大きすぎず小さすぎず。

現実感を持ちながら四谷が守れる人数は、
100万というラインだったんですね。

 

まとめ

如何だったでしょうか?
今回は、『100万の命』のタイトルの由来を
考察を交えて解説しました。

  • 主人公のセリフがタイトルの由来
  • 主人公が現実感を取り戻す話を象徴
  • 大きすぎず小さすぎない数字が100万だった

ということが分かりましたね。

 

そしてアニメ第1話のタイトルは「勇者失格」。
この時点の四谷は、自分の嫌いな現実を破壊できるならと
危険を伴うゲームに飛び込んでいきます。

しかし、いつしか四谷は本当の勇者のように
目の前にいない人たちすら守ろうとし始める。
四谷は冒険を経て「本当の勇者」になったんですね。

なかなか面白いストーリーなので、
まだ観てない、という方は
一度見てみるのをお勧めしますよ!

 

『100万の命』をまだ見てない
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他にも、このブログではいろんな作品を解説しています。
呪術廻戦の第2期5話の解説はこちら
鬼滅の刃のお面の解説はこちら

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